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ひとり出版社を始めました。『トーキョーサバイバー』好評発売中です。

うつつ堂の本

うつつ堂の初刊行本となる『トーキョーサバイバー』。
人類学者と大学生が、東京の新宿周辺で路上生活をする人たち(トーキョーサバイバー)の声に真摯に耳を傾けた記録です。
しかし本書は、いわゆる「ホームレス問題」を描いてはいません。本書の主眼は、ホームレスとの交流を通じて得た素朴な疑問を手がかりに、私たち「ホームの側」が無意識に理解してきたこと=<アタリマエ>とは何かを問い直すことにあります。
ホームレス(彼ら)を知ることで、ホーム(私たち自身)のことがわかる。
つまり『トーキョーサバイバー』は、普通に生活する私たちの物語でもあります。他者から自己の気づきを得るという人類学的な実践を通じて、ホーム/ホームレスの間の分断を乗り越えていくためのヒントを探る1冊です。
主著は二文字屋脩(愛知淑徳大学准教授)。他、学生の論考11篇を収録。
本書の詳細は版元ドットコムにてご覧になれます。
(※本書出版のためのクラウドファンディングにご協力いただきました皆さま、あたたかいご支援、まことにありがとうございました。)
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